• 第7回コンクール概要
  • トピックス
  • スタッフレポート

The youngest but one ~2番目に若い!~

2012年11月12日 | 浜コン スピン・オフ

私が浜松入りした日、コンテスタントの写真が貼られているボードを見ている母子を見つけました。それがシャム チントア・アリストさんです。ざっくりコンテスタントの顔写真や経歴をプログラムでチェックしていた私は、「あなたは確か一番若い・・・」と話しかけている途中で、「いえ、一番ではないです」と私の言葉をさえぎったので、すぐさま「2番目に若い方でしたね(笑)」と訂正を入れ、それから立ち話が始まりました。

翌日に出場順抽選会があるので、話題はそのことに。

一緒にいたお母さんは言います。
「出来るだけ後がいいです、真ん中くらい、もしくはもっと後…。初日は避けたい、1番だけは当たりませんように」

親とすれば当然の思い、だれもがそう思うに違いありません。そうなるといいですねと言いながらお別れをし、抽選会に臨んだのです。

結果は3番目。同じく結果を会場で見ていた私は、思わずお二人と目を合わせました。思わぬ結果に少し動揺も見られましたので、「早く演奏を終えて第2次予選に備えて練習出来ると思えば、決して悪くないですよ」と話しかけたのです。気持ちを切り替えて、前向きな気持ちで頑張っていただきたいと思いました。
20121112001so.jpg

初日3番目に登場したシャムさんは、バッハの平均律 第1巻 ハ長調の後、シューベルトの即興曲 変ト長調と順調に演奏を進め、リストの“「詩的で宗教的な調べ」より葬送 1849年10月”で演奏を締めくくりました。とても落ち着いて演奏出来ていたようでした。

シャムさんは、家族と離れてイギリスの名門、ハーロー校に通う16才。イギリスへの留学は親を説得してのこと、環境を変えたかったと本人は言います。ロンドンでは寄宿舎生活ですが、年に6回は香港に帰っているそうです。学校は今回のようなコンクールやコンサートへの出場にとても理解があり、実は今週テストなのですが、コンクールで日本に来ているため、インターネットを通じて6教科のテストを受けるのだそうです。
今ごろテスト勉強をしているかもしれません。

ややもすれば「一番○○…」に目が行きがちですが、2番目に若い、3番目に演奏したシャムさんにも、○○番目のコンテスタントにも浜コンは注目しています!

角田珠実

 

  • 一覧へ戻る

主催

  • 浜松市
  • 浜松市文化振興財団

特別協賛

  • ANA
  • 遠鉄グループ
  • JR東海
  • KAWAI
  • Roland Foudation
  • 三立製菓株式会社
  • YAMAHA
〒430-7790 静岡県浜松市中区板屋町111-1 公益財団法人浜松市文化振興財団内  TEL:053-451-1148  FAX:053-451-1123
MAIL : info@hipic.jp URL : http://www.hipic.jp
Copyright (c) Hamamatsu International Piano Competition.
All rights reserved.
Powerd By Ultraworks