RULES OF JUDGEMENT 審査規定

第11回浜松国際ピアノコンクール審査規程

  • (趣旨)
    第1条 この規定は、浜松国際ピアノコンクール規約(以下「コンクール規約」という。)第20条に基づき、第11回浜松国際ピアノコンクール(以下「コンクール」という。)の第1次予選、第2次予選、第3次予選及び本選の出場者(以下「出場者」という。)の演奏及び各賞の審査について必要な事項を定めるものとする。
  • (審査委員の職務)
    第2条 コンクールの審査委員長、副審査委員長及び審査委員(以下「審査委員」という。)は、出場者の審査を行うとともに、審査委員会において審議を行う。
  • (審査の対象)
    第3条 審査委員は、原則として全ての出場者の演奏について審査しなければならない。
    2 前項にもかかわらず、審査委員が欠席して出場者の演奏の全部または一部の審査を行わなかった場合は、当該審査委員が欠席した予選、本選または各賞に対応する審査は無効とする。なお、第3次予選の一部について審査を行わなかったときは、当該審査委員の本選の投票も無効となる。
    3 前2項にもかかわらず、審査委員は、出場者のうち過去2年以内に1ヵ月以上個人的に指導したことのある者、師弟関係にある者、親戚関係にある者または審査員本人の判断により審査を棄権したい者がいる場合は、その出場者の予選、本選及び各賞の審査をすることはできない。その場合、審査委員は当該出場者の氏名を第1次予選前までにコンクール事務局(以下「事務局」という。)に届け出しなければならない。
  • (予選の通過人数)
    第4条 各予選の出場者の通過者数は次の各号のとおりとする。
    (1)第1次予選通過(第2次予選出場) 成績上位24名
    (2)第2次予選通過(第3次予選出場) 成績上位12名
    (3)第3次予選通過(本選出場) 成績上位6名以内
    2 前項第1号及び第2号の通過者数は審査委員長が必要と認める場合は、運営委員長と協議の上変更することができる。
  • (予選の審査)
    第5条 審査委員は、第1次予選から第3次予選までの審査については、所定の審査票に「Yes」(合格)、「No」(不合格))いずれかの審査結果を記入し、各予選終了後に事務局に提出する。
    2 事務局は、コンクール規約第14条に定める運営委員長又はその同職務代理者(以下「運営委員長」 という。)の立ち会いの下、出場者別に「Yes」(合格)の獲得数及び獲得割合の成績の算出を行い、出場者の氏名を伏せた成績一覧表を作成し、審査委員会で審査委員長に提出する。
    3 予選通過ライン上に「Yes」(合格)の獲得割合が同率の出場者が複数いるときは、審査委員は当該同率出場者のみを対象として第4条に規定する通過者数に達するまで再投票することとする。なお、通過ライン上の同率の出場者が2名であり再投票を経てなお同率であった場合は、協議により決定し、協議により処理できないときは、審査委員長の裁定により決定する。
    4 第2次予選及び第3次予選の審査において、当該予選前の各予選の審査成績は考慮しないものとする。
  • (本選の審査)
    第6条 本選の順位は、審査委員会において投票で決定する。
    2 本選の順位は、第3次予選と本選の演奏に基づき、1位から5位まで順に記名式で投票を行い、 6位までの入賞者の順位を決定する。なお、各順位の1回目の投票において、票の獲得割合が過半数に達する者がいない場合は、上位2名による決選投票を行うものとする。それによっても順位が決定しない場合は、審査委員会の審議により順位を決定する。
    3 本選の順位は、必ずしも最高位を1位として順次6位まですべて1人ずつ決める必要はなく、空位があっても、また複数の同位(1位を除く)があっても差し支えない。
  • (日本人作品最優秀演奏賞、奨励賞及び室内楽賞の審査)
    第7条 審査委員会は、第2次予選の出場者の中から日本人作品のみについて審査を行い、投票により日本人作品最優秀演奏賞受賞者を決定する。
    2 審査委員会は、第3次予選の出場者の中から投票により奨励賞受賞者及び室内楽賞受賞者を決定する。
  • (審査票の無効)
    第8条 審査委員の署名を欠いた審査票は無効とする。
  • (審査の公表)
    第9条 審査の集計結果については、第1次予選、第2次予選、第3次予選、本選及び各賞について公表するものとする。ただし、第1次予選については通過者のみその集計結果を公表する。
    2 審査委員会は、各予選の選考過程において、運営委員会に審査票の審査委員氏名を明らかにするように求めることはできない。ただし、運営委員長が特別の事情があると認めたときは第12条を準用する。
  • (出場者との接触の禁止)
    第10条 審査委員は、各予選及び本選の期間を通して、主催者が認めるものを除き出場者と接触してはならない。
  • (その他)
    第11条 審査委員会における決定については、いかなる異議ないし不服申し立ても許されない。
  • (委任)
    第12条 審査に関して、審査委員会がコンクール規約及び本審査規定に準拠して処理できないような 問題が生じたときは、運営委員長が審査委員長と協議の上、決定する。