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JURY MEMBER

  • 審査委員 アレクサンダー・ガヴリリュク
  • 審査委員
    アレクサンダー・ガヴリリュク
    Alexander GAVRYLYUK
    オーストラリア

驚くべき技術を誇るピアニスト、アレクサンダー・ガヴリリュクは、そのしびれるような詩的な演奏で国際的に高く評価されている。

1984年にウクライナで生まれ、オーストラリアの市民権を持つアレクサンダーは、7歳でピアノを習い始め、9歳で初めて協奏曲を演奏した。ホロヴィッツ国際ピアノコンクール(1999年)で優勝および金賞、浜松国際ピアノコンクール(2000年)で優勝、アルトゥール・ルービンシュタイン国際ピアノマスターズコンクール(2005年)で金賞を受賞。

ノーブルで心に強く訴える解釈が評価されているガヴリリュクは、ますます多くのオーケストラと指揮者に求められており、その中にはニューヨーク・フィル、ロサンゼルス・フィル、チェコ・フィル、ワルシャワ・フィル、モスクワ・フィル、ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管、ソウル・フィル、イスラエル・フィル、ロッテルダム・フィル、N響、シカゴ響、ダラス響等のオーケストラが含まれる。指揮者ではウラディーミル・アシュケナージ、ヘルベルト・ブロムシュテット、アンドレイ・ボレイコ、トーマス・ダウスゴー、ワレリー・ゲルギエフ、ネーメ・ヤルヴィ、ウラディーミル・ユロフスキ、ルイ・ラングレ、コルネリウス・マイスター、ラファエル・パヤレ、アレクサンダー・シェリー、ウラディーミル・スピヴァコフ、マルクス・シュテンツ、サー・マーク・エルダー、トーマス・ソーンダーゴード、オスモ・ヴァンスカなどの一流指揮者と共演している。

世界の一流音楽祭の多くに出演しており、ハリウッド・ボウル、ブラヴォー・ヴェイル・コロラド、モーストリー・モーツァルト、ルール・フェスティバル、キッシンゲンの夏国際音楽祭、ロッテルダムのゲルギエフ・フェスティバルが含まれる。また、ウィーン楽友協会、チューリヒ・トーンハレ、ジュネーヴ・ヴィクトリア・ホール、サウスバンク・センター・インターナショナル・ピアノ・シリーズ、ウィグモア・ホール、コンセルトヘボウ・マスター・ピアニスト・シリーズ、サントリーホール、東京オペラシティ、モスクワ音楽院大ホール、ケルン・フィルハーモニー、サンフランシスコ、シドニー・リサイタル・ホール、メルボルン・リサイタル・センターなどで演奏している。室内楽奏者としては、ヴァイオリニストのジャニーヌ・ヤンセンとのツアーを数多く行っている。

またガヴリリュクは数多くのレコーディングをおこなっている。シドニー交響楽団とウラディーミル・アシュケナージとのプロコフィエフ協奏曲全曲レコーディングをおこなった。

現在、シャトークア・インスティテュートのアーティスト・イン・レジデンスを務めており、芸術顧問としてピアノのプログラムを主導している。またロンドンのウィグモア・ホールのアーティスト・イン・レジデンスにも任命されている。スタインウェイ・アーティストである彼は現在、妻のゾキと娘のアンナ、オリヴィアとともにシドニーに住んでいる。