JURY 審査委員

審査委員 ボリス・ペトルシャンスキー Boris PETRUSHANSKY ロシア/イタリア

ボリス・ペトルシャンスキーは、その高度な独創性とエネルギッシュな人間性で広くコンサートピアニストとして認知されている。1949年にモスクワで生まれ、力強い音楽一家の支援のもと5歳でピアノを始めた。有名なゲンリッヒ・ネイガウスも彼に教えた教師のひとりである。レフ・ナウモフに学んだ後、1975年にモスクワ音楽院を卒業。すでに在学中から1969年のリーズ、1971年のミュンヘン、1位を獲得した1975年のA.カサグランデなど、大きな国際的コンクールで頭角を現していた。

1975年にスポレート音楽祭と、リヒテルの代役としてフィレンツェ五月音楽祭で忘れがたいリサイタルを行って以来、ペトルシャンスキーは素晴らしい音楽活動を続けている。これまでに、イタリア、フィンランド、スウェーデン、日本、英国、ドイツ、フランス、ベルギー、オーストリア、チェコスロヴァキア、米国、ハンガリー、イスラエル、エジプト、メキシコ、台湾、香港、南アフリカ、チリなど各地で演奏している。

様々な録音制作も行っており、これまでにMelodia(ロシア)、Stradivarius(イタリア)、Dynamic Fone(イタリア)、 Agora(イタリア)、Symposium(イギリス)、Art & Electronics(ロシア・アメリカ)の各レーベルより作品がリリースされている。

これまでに共演したオーケストラは、サンクトペテルブルク・フィルハーモニー交響楽団、ロシア国立交響楽団、モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団、ミラノ・ヴェルディ交響楽団、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団、シュターツカペレ・ベルリン、サンタ・チェチーリアアカデミー管弦楽団、フィレンツェ五月音楽祭管弦楽団、ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団、サンティアゴ交響楽団、モスクワ室内管弦楽団、ヨーロッパ・コミュニティ室内管弦楽団、ニュー・ヨーロピアン・ストリングス、リトアニア室内管弦楽団等。

著名な指揮者との協演も多く、ヤーノシュ・フェレンチク、エルネスト・ブール、ウラジーミル・フェドセーエフ、エサ=ペッカ・サロネン、ヴァレリー・ゲルギエフ、アレクサンドル・ラザレフ、ピエロ・ベルージ、モーシェ・アツモン、ドミトリー・キタエンコ、サウリュス・ソンデツキス、クラウディオ・アバド、マキシム・ショスタコーヴィチ、ジャン・レイサム=ケーニック、リュー・ジア、ウラディーミル・ユロフスキ、ディエゴ・マテウス、パヴェル・コーガン、レオニード・グリン、アジス・ショハキモフなどが挙げられる。

また、パートナーとして、レオニード・コーガン、イーゴリ・オイストラフ、ミッシャ・マイスキー、ズラブ・ソトキラヴァ、マリオ・ブルネロ、ドミトリー・シトコヴェツキー、ボロディン弦楽四重奏団、フィルハーモニア・カルテット・ベルリンなど高名な音楽家たちが名を連ねる。

これまでに、F. ブゾーニ(ボルツァーノ)、D. B. ヴィオッティ(ヴェルチェッリ)、A. カサグランデ(テルニ)、トンヨン、オルレアン、ショパン、パリ、チャイコフスキー等、多くの国際コンクールの審査員を務めている。コンサート活動に加えて教育分野においても活躍しており、1975年からモスクワ音楽院で教鞭をとり、現在はダブリンとロンドンのロイヤル・アカデミー、ロンドンの王立音楽大学、ローワン大学(ニュージャージー)、イタリア、ヨーロッパ、イスラエル、韓国、日本の複数の都市で定期的にマスタークラスを行っている。現在はイタリアに住み、1990年よりイモラ国際ピアノアカデミーで教鞭をとっている。

2014年にはフィレンツェの「Academy of Muses」の称号を授与されている。

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