• 第7回コンクール概要
  • トピックス
  • スタッフレポート

お一人様

2012年11月13日 | 浜コン スピン・オフ

コンクールにはさまざまな国から参加いただいていますが、今回もたったお一人で参加くださっている方が、10名いらっしゃいます。

抽選で演奏順一番を引き当てたステファノ・グアラッショさん(イタリア/23才)
ロジャー・ロンジエ・ツゥイさん(オーストラリア/24才)
シモン・ラリヴィールさん(カナダ/27才)
アシュレイ・フリップさん(イギリス/23才)
アダム・コシミェヤさん(ポーランド/26才)
リ・クラレンス(シンガポール/22才)
ラビガ・ヂュッセムバエワさん(カザフスタン/25才)
ルカ・オクロスツヴァリゼさん(グルジア/21才)
トゥオマス・クーフクネンさん(フィンランド/25才)
セルゲイ・コンスタンティノフさん(モルドバ/21才)

ロシアや韓国のように大勢の方が参加してくださっているのと違い、お一人というのは心細いかなと心配ですが、ボランティアの方が親身になってお世話をしてくださっている様子を見ると、大丈夫、安心してコンクールに集中できそうでホッとするのです。

クラシック音楽の盛んな国、イタリアやイギリス、ポーランドなどからはもう少し参加いただけると思いましたが、いざ始まってみるとお一人ずつでした。次回はもっとたくさんの方にご参加いただければと思います。

その中で、独特の存在感を放っているのは、シンガポールから来たリ・クラレンスさんです。レセプションでも、出場者抽選会でも一緒にいるのはご家族の方でしょうか、何人かの人と来日した様子です。お一人は民族衣装のような服を着ていらっしゃって、とても気になっていました。

第1次予選3日目は、リ・クラレンスさんの演奏から始まりました。休憩時間にご一行をお見かけしたので、お話を聞かせていただきました。
2012113012000.jpg

リ・クラレンスさんを含め5人、一緒にいらしていたのは、両親、ピアノの先生、そしてマスター(先生)。

「先生がお二人もいらっしゃったのですか?」と聞くと、

マスターは仏教の高僧で、平たく言えば、えらいお坊様のようなのです。ピアノの先生であるトーマス・ヘッチさん(Thomas Hecht:Yong Siew Toh Conservatory of Music)はリ・クラレンスさんの演奏を見守るため、そしてマスターは無事第1次予選を通過するようにとお祈りに来てくださっているとのことでした。ダライ・ラマを頂点とするチベット仏教の高僧です。そういえば民族衣装のようだと思った衣装はダライ・ラマの僧衣に似ています。

リ・クラレンスさんは日本に来るのは今回が2度目、霧島ピアノフェスティバルにシンガポール代表で来たことがあるそうです。先生に師事して6年、その間2年の兵役にも従事しました。

―兵役に行ってから音楽観は変わりましたか?

「もちろんです」と答えるそばから、「彼を強くしましたよ」と、先生。
今日の演奏も、「今までで一番良かったよ」と先生のお墨付きをもらい、とても嬉しそうでした。

第1次予選の結果をみんなで見守ることでしょう。


角田珠実

  • 一覧へ戻る

主催

  • 浜松市
  • 浜松市文化振興財団

特別協賛

  • ANA
  • 遠鉄グループ
  • JR東海
  • KAWAI
  • Roland Foudation
  • 三立製菓株式会社
  • YAMAHA
〒430-7790 静岡県浜松市中区板屋町111-1 公益財団法人浜松市文化振興財団内  TEL:053-451-1148  FAX:053-451-1123
MAIL : info@hipic.jp URL : http://www.hipic.jp
Copyright (c) Hamamatsu International Piano Competition.
All rights reserved.
Powerd By Ultraworks