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Mr. Competition、浜コンを語る~グスタフ・アーリンク氏に聞く~

2012年11月20日|スタッフレポート

第1次予選結果発表の時、会場に国際コンクール評論家であるアーリンク・アルゲリッチ財団のグスタフ・アーリンクさんをお見かけしました。

アーリンクさんと浜松国際ピアノコンクールは、「94年の第2回からこのコンクールを見に来ています」という長いお付き合いです。世界中のコンクールを見てきているところから、Mr. Competition(ミスター・コンペティション)と呼ばれています。

「現在世界でピアノコンクールは750あるのですよ。1975年くらいから急速に増え続け、2002年くらいからその数が安定してきました。何年後に開催というのもありますから、1年間で考えると、大体1日に1回コンクールをやっていることになります」

世界中のコンクールを見てきているアーリンクさんに、浜松国際ピアノコンクールの印象をうかがった。
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「とても気に入っています。まず日本が大好きです。人々は礼儀正しくて、尊敬できますし、伝統、文化が特別です。浜松国際ピアノコンクールは、他のコンクールと比べて、組織が非常にしっかりしています。正確で、行き届いている。大体300くらいでしょうか、イタリアやスペインなどを含むたくさんのコンクールを見てきて思うのですが、組織の運営力はまさにハイレベル、審査委員も質が高いですし、たくさんのコンテスタントが来るというところが素晴らしいのです。

具体的に申しますと、浜松の場合、80人から90人のコンテスタントを招待する、とても大きな大会です。コンテスタントたちはたくさんのピアニストに会えて、お互いに学ぶことが出来る。そこがいいのです!

9年前、2003年にガイドブックを立ち上げまして、コンクールに☆をつけているのですが、浜松国際ピアノコンクールは☆☆☆☆☆、5つ星です。他のコンクールでは、コンテスタントをホストファミリーに最初から滞在させるところもありますが、コンテスタントによっては、結果が出るまでは演奏に集中したいということでホストファミリーのもとではなく、ホテルに泊まることを希望する人が多いのです。

その点、浜松は結果が出るまではホテルに宿泊させ、結果が出た後、さらに滞在を希望するコンテスタントにはその時点からホストファミリーを紹介するという配慮も優れています」
 

ぜひ浜松のみなさんに、地元で行っているコンクールがこんなに素晴らしいのだということを伝えてほしい、そして誇りに思ってほしいというメッセージをいただいて、インタビューを終わりました。

アーリンクさんと初めて会ったのは上海で行われた国際ピアノコンクールでした。それ以来、国際コンクールの取材をするとアーリンクさんがそこにいるのです。この日もアーリンクさんのもとへ行く途中、浜コン挑戦3回目のミハイル・モロゾフさんに出会いました。

アーリンクさんに会いに行くのだと伝えると、「アーリンクさんね、僕も知っています。

ミスター・コンペティションはどこのコンクールに行ってもいますよ!」

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Mr. Competition, everywhere! といったところでしょうか!

今回も4日間の滞在ということで、第2次予選を聴き終え、結果を聞いてから会場を後にしました。

角田珠実


*アーリンク・アルゲリッチ財団

国際コンクール評論家グスタフ・アーリンク氏と世界的ピアニスト、マルタ・アルゲリッチ女史が共同設立した国際コンクール情報機関。

 
 
 
 

 

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