• 第7回コンクール概要
  • トピックス
  • スタッフレポート

ついに最後のステージへ ファイナリスト6名、発表!

2009年11月19日|トピックス

頂上決戦に進出する6名のピアニストが決定した。ついに若者たちの熱い競演は、最後のステージへ。

本選出場者と審査委員

 「点数順に上位から6名が、すぐに決定いたしました」
 その言葉の通り、予定時刻にほとんど遅れることなく、中村紘子審査委員長よりファイナリスト6名の名前が読み上げられた。発表のおこなわれた中ホールロビーでは、名前が呼ばれるごとに小さく歓声があがる。その発表は、思いのほか淡々とおこなわれたという印象だ。12 人全員が全力を尽くした中で、その誰が次に通過しても受け入れ、応援しようという、聴衆や関係者の意識が表れた空気だったのだろうか。
 続けて、セルジオ・ペルティカローリ、ピョートル・パレチニ両副審査委員長より、ここまでのステージの講評がおこなわれた。頂上決戦に進む6名の発表に会場のざわめきが消えぬまま、同会場で、中村審査委員長と、ファニー・ウォーターマン名誉副審査委員長臨席のもと、ファイナリストの記者会見がおこなわれた。
 本選進出を決めたのは、演奏順に、フランソワ・デュモンさん(フランス/24歳)、アン・スジョンさん(韓国/22 歳)、チョ・ソンジンさん(韓国/15 歳)、ホ・ジェウォンさん(韓国/22歳)、エルマール・ガサノフさん(ロシア/26歳)、キム・ヒョンジョンさん(韓国/18歳)。実に、6名中4名が韓国からのコンテスタントという、史上稀に見る結果となった。
 最年少は15歳、最年長は26歳。21日から始まる本選では、フレッシュな熱演から、成熟した表現まで、さまざまな音楽を聴くことができそうだ。

セルジオ・ペルティカローリ副審査委員長 セルジオ・ペルティカローリ副審査委員長
「世界で数多く存在するコンクールの中で、もっとも優れた組織と人々の寛大さのあるコンクールです。若いみなさんが日々研鑽を積まれた結果を聴かせていただいたわけで、さまざまな様式感、楽派、またどんなピアノを選ぶかを見ることができ、いろいろな演奏を聴かせていただいてとても幸せでした。しかし同時に、立場上、各予選の通過者を仕分けするという大変な作業がありました。とくに芸術のコンクールでは難しいことです。運に恵まれた方、そうでなかった方といらしたと思います。しかし、主催者、参加者とも、ひとつ経験をするごとに新しいことを学び次に生かそうという想いが生まれているはずです。今回本選に進まなかった人たちは、ファイナリスト以上に、今後、研鑽を積んでいってほしいと思います。また、毎日熱意をもって聴きにきてくださる方がいたことが、コンクールの良い雰囲気作りになったと思います。感謝いたします」

ピョートル・パレチニ副審査委員長 ピョートル・パレチニ副審査委員長
「審査委員を代表して、みなさんのすばらしい演奏に感謝をしたいと思います。すべてのピアニストにとって、いつかその能力を発揮する場というのは訪れると思いますから、一生懸命勉強をしてほしい。そういう意味で、このコンクールはみなさんにとっての第一歩だったのではないかと思います。コンクールでもっとも重要なのは、戦いに勝つことではなく、経験を積むということだと思います。学生のみなさんには、まだ時間もたくさんあると思いますから、ぜひ、価値のある時間を過ごしていただきたいです。私は世界のさまざまなコンクールを見ていますが、ここは世界でもっとも組織のすばらしいコンクールの一つです。世界のコンクールが浜松から学ぶことがたくさんあると思っています」


「全力でよい演奏をし、未来に挑戦してほしい」

中村紘子審査委員長 中村紘子審査委員長
「みなさま、ご声援ありがとうございました。大変熱心に聴いていただいている雰囲気が審査席にも伝わってまいりました。今回は、応募の段階ですでに非常にアジアからの応募が多かったわけですが、それがそのまま現われる結果となりました。とくに、6人中4人が韓国のコンテスタントということは、史上初のセンセーションだと思います。この中の3名はチュンモ・カン先生のお弟子さんです。今韓国ですばらしい先生方から優秀な生徒がたくさん出ているということの現われだと思います。今回は、成熟した方から若い方まで、両方のタイプの演奏を聴いて楽しむことができるという、願ってもないすばらしい機会となりそうです。このコンクールの入賞者からは世界ですばらしい活躍をするピアニストが多く輩出されています。ファイナリストのみなさんも、本選の2日間、全力で良い演奏をし、未来に挑戦していただきたいと思います」

ファニー・ウォーターマン名誉副審査委員長 ファニー・ウォーターマン名誉副審査委員長
「審査委員は、その場の演奏を聴くだけでなく、さまざまなことを見ています。私たちは、あなたたちコンテスタントが将来醸し出すであろう音を聴いているのです。それにはまず、楽譜に忠実であること、そして、想像力。これは先生から教わることのできないものです。あなた自身が何を表現したいかを音楽にすること、それこそが想像力であり、個性でもあると思います。最後に優勝するのは、ベストな人です。コンクールに参加することでレパートリーを増やし、目の前にある挑戦を乗り越えていく、将来を見すえてがんばっていただきたいと思います」

  • 一覧へ戻る

主催

  • 浜松市
  • 浜松市文化振興財団

特別協賛

  • ANA
  • 遠鉄グループ
  • JR東海
  • KAWAI
  • Roland Foudation
  • 三立製菓株式会社
  • YAMAHA
〒430-7790 静岡県浜松市中区板屋町111-1 公益財団法人浜松市文化振興財団内  TEL:053-451-1148  FAX:053-451-1123
MAIL : info@hipic.jp URL : http://www.hipic.jp
Copyright (c) Hamamatsu International Piano Competition.
All rights reserved.
Powerd By Ultraworks