ご挨拶

鈴木 康友 (第9回浜松国際ピアノコンクール実行委員会会長 / 浜松市長)

第9回浜松国際ピアノコンクール実行委員会会長
浜松市長
鈴木 康友
SUZUKI Yasutomo

 第9回浜松国際ピアノコンクールにご来場いただき、誠にありがとうございます。多くの方々の温かいご支援とご協力により、このように盛大に開催できますことを心からうれしく思います。  このコンクールは1991年に浜松市制施行80周年を記念し、楽器と音楽のまち浜松の歴史と伝統を誇るにふさわしい国際事業としてスタートし、以後、3年ごとに開催しております。これまで多くの入賞者が著名な国際コンクールで上位入賞を果たすなど、世界で活躍するピアニストを多く輩出し、国内外より高い評価をいただいております。  第9回を迎えた今回は、世界42か国1地域から過去最多となる449人の応募をいただきました。今年は世界有数のピアノコンクールが多数開催されるコンクールイヤーとなっておりますが、その中でこれだけの応募をいただけたことは、これまでコンクールを盛り上げようとさまざまな取り組みを積み重ねてきたことが実を結んだ結果であると考えます。
 今回も第2次予選の日本人作曲家による新作品を2人の作曲家に依頼し、出場者が演奏する曲を選択できるようにするなど、見どころ、聴きどころが多彩となっております。  また、市民の皆さまのボランティアによる参加やホームステイの受け入れ、出場者によるホームコンサートやスクールコンサートなど、地域に根づいたコンクールとしてさまざまな交流の充実を図るとともに、コンクール鑑賞以外の時間もお楽しみいただくため、コラボレーション企画としてスイーツや飲み物などを地元企業の皆さまにご提案いただいております。  本市は、昨年12月にユネスコ創造都市ネットワークの音楽分野にアジアで初めて加盟いたしました。これは楽器産業の集積を基盤とした音楽文化事業の発展や、市民の皆様の活発な音楽活動が高く評価されたものと考えております。これからも音楽文化の創造・発信・交流の取り組みを積極的に進め、世界の音楽文化の発展に貢献してまいります。  最後に、審査委員の先生方をはじめ、コンクールの開催に際し、ご尽力を賜りました多くの皆さまに深く感謝を申し上げるとともに、「音楽の都・浜松」の推進に一層のご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げ、あいさつとさせていただきます。

鈴木 康友

海老 彰子

専門委員
海老 彰子
EBI Akiko
日本 / Japan

 いよいよ、世界に知れわたる3年に一度の音楽の祭典・第9回浜松国際ピアノコンクールが幕を開けました!今回は450人近い若人が参加に興味を示してくれました。  音楽の都「HAMAMATSU」に集う世界のピアニスト達、さてどんな音楽が展開されることか期待に胸が膨らみます。音楽の競い合いという歴史をひもといてみますと、すでに紀元前古代ギリシャ時代、デルフォイで音楽の神・太陽神であるアポロンを中心とした音楽祭という形で存在していました。今回、沢山の若人が一堂に会して、演奏を披露するまたとないこの機会“1位2位を競い合うコンクール”という性質ではありますが、それ以前に私は、各人其々(それぞれ)が音楽的ステップアップを図るのに最高の、人間的にも創造的な時間を得られることを願ってやみません。  世界的に不安定な要素が満載する社会情勢の現在、音楽の果たす役目は、いま、更に重要な局面を迎えています。言語の違いを超越し、互いに同時に分かち合える宝物・音楽の究極のメッセージは、深い愛、世界平和を希求しているのではないでしょうか。社会が音楽家に求める、音楽家だからこそ主張出来る役割は大きいです。この事をよく認識しながら、コンクールという枠をも超えて、この音楽の祭典を皆様と共に強く支えてまいりたいと思います。  演奏を披露されるピアニスト達の、現在の演奏水準に至るまでに要した時間と努力は計り知れません。無人タクシーも夢ではないロボット時代幕開けの今日、指で軽く触れるだけで直ちに得られるインターネット社会の知識と情報社会の便利さとは相反するところに位置する音楽芸術。時間がかかるからこそ、人間の深層部分と直結した貴重な何かが存在すると私は考えます。人間の感性の深層部に訴える音楽、飽くなき理想を渇望して、演奏者は大いに存分に思うところを、音楽を通して表現していただきたいと思います。  この様な意義ある音楽祭典の開催にあたって、惜しみなく援助支援してくださる浜松市民の皆様、音楽界及び各界関係者の皆様方、 見事な運営をされておられます浜松市と浜松市文化振興財団のみなさまに捧げる感謝の念は尽きません。  第9回浜松国際ピアノコンクールに大輪の華が咲きますように!

専門委員

一柳 慧(第9回浜松国際ピアノコンクール運営委員長)

第9回浜松国際ピアノコンクール運営委員長
一柳 慧
ICHIYANAGI Toshi

 21世紀に入って、すでに5回目を数える第9回浜松国際ピアノコンクールの開催を迎えて、一言ご挨拶を申し上げます。このコンクールが、日本はもとより、今や世界のピアニストや、ピアノ関係者の衆目の的となっていることは、よく知られている通りです。  ハママツの地で回を重ねてきた成果の元、これまで以上に周到な準備が整えられた本年の場に、音楽への熱気溢れる若人達を迎えて行われる待望の時節がめぐって参りました。  ところで近年の科学技術分野の発展は目覚ましいものがあります。本来ですと、それと拮抗する立場になくてはならない精神文化の営みである芸術が、ともすると近年、その密度を弱めてきているよう見受けられます。その中にあって、本年の浜松国際ピアノコンクールは、例年と比べて、応募者が著しく増加したことは、それだけ浜松の評価が高まり、その存在が認識された証しと言えましょう。  運営委員と致しましては、支援して下さっている多くの関係各位の皆様と、コンテスタントの期待に応えるべく、内容のより一層充実したコンクールの実現に向けて、最大限の力を尽くす所存でございます。第9回のコンクールが、更に大きな成果を生むものになることを、心より希って、ご挨拶とさせていただきます。

一柳 慧

主催

  • 浜松市
  • 浜松市文化振興財団

特別協賛

  • ANA
  • 遠鉄グループ
  • JR東海
  • KAWAI
  • Roland Foudation
  • 三立製菓株式会社
  • YAMAHA
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