浜松国際ピアノコンクール/THE HAMAMATSU INTERNATIONAL PIANO COMPETITION


浜コン スピン・オフ

惚れてまうやろ~っ♪

コンクールを取材している身としては、出場者には公平に接するというのが鉄則です。ですが、そこは人間、必ず何人かは憎めない、かわいいやつだなと思ってしまう子がいるのです。コンクールが始まってまだ4日目というのに、すでに愛すべき出場者が何人かいますので、私一人で独占するよりもエピソードを紹介しながらみなさまと共有したいと思い、この記事を書き進めることといたします。

サムソン・ツォイさん サムソン・ツォイさん:
インタビューも中盤に差し掛かったころ、急に人なつっこい顔で、「実はね、コンクール用のシャツを持ってくるのを忘れちゃってね、ほら、これ着てるの」と差し出した袖口を見たら、普通の縦じまのシャツ、それもちょっと着古したような(笑)。どんな窮地に陥っても笑顔で切り抜けるツォイさん、惚れてまうやろ~っ♪

 

ウェイ・チェさん ウェイ・チェさん:
来年、東京芸術大学への留学が決まっているウェイさん。インタビュー中も何かと日本語を使いたがり、「コンクールに出ることはいい○○になるっていいますよね、何て言うんでしたっけ?」経験のこと?と言うと、「そうそう、経験」伊藤恵先生に師事すると聞いて、それじゃあ佐藤元洋くんと同じ先生ねと言うと、「そう、彼は僕の弟ね(笑)」と言ったそのユーモア、惚れてまうやろ~っ♪

 

ショーン・チェンさん ショーン・チェンさん:
彼はジュリアード音楽院の学生で、先生は私の大好きな、尊敬するジェローム・ローウェンタール教授です。それを知ると自分のことはそっちのけで、ローウェンタール先生の近況や、はたまた彼が3次で弾く予定の作曲家、エリオット・カーター氏の近況を一生懸命教えてくれる親切に、惚れてまうやろ~っ♪

 

イワン・アレクサンドロフさん イワン・アレクサンドロフさん:
失礼ですが、プログラムの写真も実物も22才とは思えませんが、話をしてみると、なんとも愛くるしい方です。英語があまり話せないので、「えーと、今度、えーと通訳の人と一緒に、えーと話をしにイキマス」どこまでも誠実に対応しようとする、その優しさに惚れてまうやろ~っ♪

 

イブラヒム・ヤジさん イブラヒム・ヤジさん:
コンクール事務局の前にある有料インターネットを使いに来たヤジさん。それを見かけた私がこれはいいチャンスとばかりに話しかけました。長々と話しかける私に、ヤジさんの目が泳いでいます。そうなんです、彼はもう100円を入れた後なので、インターネットの使用時間が刻々と過ぎていくのです。私に悪いと思ってギリギリまで待って、とうとう我慢しきれずに「時間が無くなっちゃいますぅ~」と叫んだヤジさん、惚れてまうやろ~っ♪

 

仲田みずほさん 仲田みずほさん:
笑顔がとてもすてきな仲田さん。インタビュー中ツボにはまったのか、笑いが止まらなくなりました。そんなにインタビューを喜んでくれたら、惚れてまうやろ~っ♪

 

この『惚れてまうやろ~っ♪』は好評であれば、第2、第3弾を出したい、角田のお気に入りです。ご支援の程、よろしくお願い致します。

ところで今回のタイトルは、Wエンジン(ダブルエンジン)さんのネタを拝借いたしました。