浜松国際ピアノコンクール/THE HAMAMATSU INTERNATIONAL PIANO COMPETITION


スタッフレポート

本選会場を飾った生け花

池坊
 本選会場のアクトシティ浜松大ホールに、池坊の皆さんの作品が飾られました。地下1階から大ホールのある1階に上がる階段には、今回の浜コンカラーである赤と黒に塗られたしだれ柳。階段を上り、ホール入り口の出場者ボードの目の前には2つの立花。そして、ロビー奥のドリンクコーナーやトイレの中まで、会場中お花でいっぱいでした。
 池坊華道会評議委員(浜松華進社支部顧問)の大島利郎さんに、作品について説明していただきました。
 「日本の代表、しだれ柳に繭玉をつけて、冬をイメージしました。コンクールのポスターに合わせて、赤と黒をメインカラーに使い、やがて枯れていく花が最後の花を咲かせようというような、最後の極みというものを立花で表現しました。しだれていくものというのは、実りあるものという考えが日本にはあります。下から段々と頂上に向かって上がっていく。ピアノコンクールでいえば本選まで上がっていく。そして頂上にある世界。それが池坊では立花で表される。今回はそんな世界を表現しました。母体は、日本の冬のイメージなのですが、このコンクールには世界各国からの参加者がいるので、日本の花材以外にストレリチア、アマゾンリリィー、アンスリュームなど、世界中の花を使いました。」とても深いテーマの見事な作品群。来場のお客様に楽しんでいただけたことでしょう。

池坊のみなさん 池坊の皆さんには、2日間に渡って作業をしていただきました。

 さて、コンクール期間中、静岡県西部華道連盟の皆様による数々の生け花が会場を鮮やかに彩り、緊張感の溢れる会場ロビーが明るく華やいだ雰囲気になりました。連盟の皆様、ご協力ありがとうございました。