浜松国際ピアノコンクール/THE HAMAMATSU INTERNATIONAL PIANO COMPETITION


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特別インタビュー 上原ひろみさん

11月26日(木)にアクトシティの中ホールでコンサートを行う浜松出身の上原ひろみさんにお話をうかがいました。


「浜松っ子気質が、ライブでの
豹変ぶりに表れているかも(笑)」
上原ひろみさん

-----浜松コンクールの第1回がおこなわれたときのことを覚えていますか?
 国際的なコンクールが浜松でおこなわれるようになったと、ニュースでとりあげられていたことを覚えています。世界中のピアニストが集結すると聞いて、すごいことだな、嬉しいことだなと思いましたね。

-----浜松のおススメのものはなんでしょうか?
 やっぱり、うなぎですね。普通になっちゃうんですけど(笑)。浜松の人にはみんな「マイ・うなぎ屋」っていうのがあって、各家庭それぞれに出前を頼むうなぎ屋っていうのがみんな決まっているんです。だか らどこが一番おいしいっていうのがみんな違うんですよね。その味を食べ続けて、子どもの頃から少しずつカスタマイズされていく、みたいな感じ。それくらい他の街の人よりうなぎは食べていると思います。 「マイ・うなぎ屋」のうなぎは誰かのお誕生日やお正月などみんなが集まるときに頼むんですけど、それだけじゃなくて、普通のスーパーで売ってるうなぎもおいしいんですよ。
 それと、場所でいうと、おススメは中田島砂丘ですね。とくに初日の出を見るのには浜松ではそこが一番のスポットだと思っています。心が洗われるようです。

-----浜松っ子の気質は、ご自身の中にあると思いますか?
 浜松の人は、基本的にのんびりしていてマイペースな人が多いんですが、浜松まつりの時期になるとものすごい力を発揮するんです。普段穏やかにしていて、まつりのために1年分のエネルギーをためて るんじゃないかと思うほど(笑)。ラッパ隊が演奏する「激練り」があって、音楽的にもすごく楽しいんです。御殿屋台の引き回しもすごい。小さい頃は本当に楽しみにしていました! 浜松が世界に誇れるおま つりです。まつりのために全エネルギーを蓄えながら毎日をのんびり過ごすという浜松人気質は、私の普段とライブでの豹変ぶりに表れているのかも(笑)。

-----浜松とは、上原さんにとってどんな場所ですか?
 浜松でライブをすると、帰ってきたなと思うし、ずっと自分を応援してくれている故郷だと感じます。この場所があるから、自分がある。絶対的なホームで、いつも帰ると落ちつく場所です。大大大好きです!


上原ひろみさん Profile
静岡県浜松市出身。1979 年静岡県浜松市生まれ。6 歳よりピアノを始め、ヤマハ音楽教室で作曲を学ぶ。17 歳の時にチック・コリアと共演し、1999年にはボストンのバークリー音楽院に入学し、 在学中にジャズの名門テラーク・レーベルと契約。2003 年にアルバム「Another Mind」で世界デビュー。2005 年、活動の拠点をボストンからニューヨークに移す。2009 年には日本人アーティスト では唯一となるニューヨーク・ブルーノートでの5 年連続一週間公演をおこなうなど、世界を舞台に活動を続ける。