特別インタビュー 村松崇継さん
去る7月18日に東京六本木ヒルズにて行われた「浜松モザイカルチャー世界博2009」のオープニングセレモニーに浜松っ子代表の「やらまいか大使」 として駆けつけた浜松出身の作曲家でありピアニストの村松崇継さんにお話をうかがいました。
「精神力が強い人が勝ち残る」村松崇継さん(作曲家、ピアニスト)
-----浜松コンクールの第1回がおこなわれたときのことを覚えていますか?
聴きに行きましたよ! 正直、そのときは今のようなすごいハイレベルという印象ではありませんでしたが、どんどん世界的に名が広まってレベルが
あがっていったと思います。 第3回のころは同世代が出場するようになっていたので、仲間内で優勝者を予想して聴きに行っていましたね。浜松市民は、
浜松が音楽のまちだという意識が本当に高いと思います。普段クラシック音楽を聴かない人でも、3年に一度の開催を楽しみに、とくに本選には
おしゃれをして会場に足を運ぶことが恒例という人も多いはずです。
-----村松さんご自身のコンクールの思い出は?
コンクールって、コンサートとはまた違う張りつめた緊張感の中で、実力を出し切らないといけません。僕は昔はそれに耐える力が足りなかったもので、
出番が近づくごとにだんだんお腹が痛くなっていったという思い出があります(笑)。みんな実力的には僅差の中、精神力が強くて力を出し切れた人が
勝ち残っていくものなのだと思います。
-----好きなピアニストは?
僕は繊細な演奏が好みで、アルゲリッチさんのピアノは好きですね。これは自分の味だからと押し出す感じではなく、楽曲のことを研究して、
丁寧に弾いているような演奏が好きです。
-----浜松のおススメのものはなんでしょうか?
コンクールのある11 月という時期だと、三ヶ日みかんがすっごくおいしいですよ! あとは、駅から車で少し走れば中田島砂丘と浜名湖があります。
浜松に住んでいる頃は実感できなかったんですが、この自然環境はすごいと思います。
-----浜松に帰ることも多いそうですが、帰郷するとどのような気持ちになりますか?
東京に来たのは19 歳なので、浜松を離れてもう11年になります。地元に戻ってみなさんに会うと、離れているのに応援してくれている人が
多いということをすごく感じるんです。のんびり過ごしてリラックスもできますし、また頑張らなくちゃと、いろいろな意味でエネルギーをもらって、東京に戻ります。
静岡県浜松市出身。国立音楽大学作曲学科主席卒業。
2001年に映画『狗神』、2003年には『突入せよ浅間山荘事件』の音楽を手掛け、2004年にはNHK連続テレビ小説『天花』の音楽を歴代史上最年少で担当。
2008年には映画『クライマーズ・ハイ』、NHK連続テレビ小説「だんだん」など数多くの映画、ドラマ音楽を担当している。数多くのアーティストに楽曲を提供し、
プロデューサー、ピアニストとしても活躍。今年2月にはEMIミュージックジャパンより最新アルバム「Piano Sings」を発売。







